デバイス制御に搭載されている各種の最新機能
デバイス制御に搭載されている各種の最新機能
デバイス制御システムは、企業のセキュリティ管理のために広く使用されています。デバイス制御システムを使用することにより、外部から持ち込まれたデバイスによって、コンピュータが悪い影響を受けることを防止できます。
製品によって制御できるデバイスには違いがあり、USBメモリやDVDドライブなどのデバイスを制御できる製品が特に多いです。タブレットの外部接続を制御できる製品もあります。これらの製品に共通して搭載されている基本的な機能としてあげられるのは、特定の端末ごとに禁止や制御を設定できる機能です。使用を一切禁止することもできれば、デバイスからの読み取りだけできるようにすることも可能です。デバイス制御をするためのシステムには、こうした基本的なシステムだけでなく、最新機能も次々に搭載されています。同じ種類のデバイスであっても、特定のデバイスだけ使用できるように設定できる、最新機能を持ったシステムもあります。例えば、会社で指定している暗号のついたUSBメモリのみ使用できるようにすることも可能で、それ以外の一般のUSBメモリは使用できないようにできます。使用できるUSBメモリを限定することで、セキュリティを維持しやすくなるのが大きなメリットです。管理者を設定できる機能が搭載されたデバイス制御システムもあり、権限を分散してシステムを運用したい時に役立ちます。このシステムを利用すれば、企業の一部署の管理者が、同じ部署に所属する部下のパソコンのデバイス制御をすることが可能です。自分のパソコンから簡単に制御することができるため、いつもは使用を禁止しているデバイスを、管理者が自分の判断で一時的に使用可能にすることもできます。TPOに応じたデバイス制御がしやすいのが、こうした機能のメリットになっています。管理者設定機能が搭載された製品の中には、デバイス制御を管理できる責任者を複数設定できる機能を持った製品もあり、責任者を複数選ぶことで、複雑な業務形態の組織でもデバイス制御がしやすくなります。通信デバイスを制御できる最新機能を持った製品もあり、特定の通信デバイスを利用した通信を制御することが可能です。BluetoothやWi-Fiを利用した接続を禁止することにより、セキュリティを大幅に高められる場合などに利用できます。BluetoothやWi-Fiを一括して接続禁止できるだけでなく、条件を設定して細かく制御できる最新機能が搭載された製品もあります。
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