デバイス制御のコツあれこれ

イメージングデバイスをデバイス制御で管理する

イメージングデバイスをデバイス制御で管理する

イメージングデバイスをデバイス制御で管理する デジタルカメラやスキャナーなどのイメージングデバイスは、スタンドアローンのみで使用されることはほとんどなく、パソコンやインターネットに接続するのが当たり前となりつつあります。
デジタルカメラで撮影した写真は本体の内蔵メモリからパソコンへの転送され、現像ツールを用いて露出や色彩などが修正され、画像データとして出力して保存したり、プリンターへと転送して印刷するなどします。
スキャナーは取り込みたい書類などをスキャンし、そのデータがパソコンへと転送され、pdfファイルなどの形式で保存したり、電子メールやインターネットFAXで取引先へ送信するなど様々な活用がされています。
それらのデータの転送にはデバイスとパソコンをUSBケーブルで接続するほか、無線LANを搭載している場合にはイントラネットやインターネットを経由して行われます。
また、データの転送にインターネットを経由しなかったとしても、パソコンがインターネットに繋がっているのが現状です。
そのため、イメージングデバイスに保存されているデータは、常にインターネットと繋がっており、情報漏洩や外部からのアタックなどの脅威の中にあると言えます。
そのため、デバイス制御による厳格な管理を実施し、大切なデータを守ることを意識する必要があります。
各種データにはパスワードを設定してすぐには開けないようにするほか、暗号化を施してキーが無ければアクセスできないようにするなど基本的なことを押さえておくのはもちろんのこと、デバイス制御で物理的な要件を満たさなければアクセスできないようにしておけば、インターネット経由の外部からの脅威を防ぐことが可能です。
各種デバイスにはデバイスIDが設定されており、それは自動車のナンバーのような個別の数列が存在しています。
パソコンにはLANアダプターにMACアドレスがあるほか、パソコン固有のマシンIDも備えられています。
これらの全てのIDが一致した時に、データにアクセスできるようになるという仕組みです。
不明なデバイスからのアクセスがあった時には遮断し、データにアクセスできなくなるので安心です。
従来ならばデバイスを接続するたびにパスワード認証が必要だったところ、デバイス制御を導入すれば接続するだけでIDの照合と認証が自動的に行われるのが便利です。
デバイス制御なら素早くデータへ安全にアクセスできる体制が整えられるので、安全性とスピード感が求められる現場におすすめです。

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